お知らせ

【現状の報告】新型コロナウィルス感染症拡大の影響による活動について

新型コロナウィルス感染症に罹患された皆さま、及び関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

 


活動の現状
私たちセカンドハーベスト名古屋は2名の職員と20~80代の50名ものボランティアにより活動が成り立っています。ボランティアの平均年齢は65~70歳、新型コロナウィルス感染症の重症化リスクの高い持病をもっている人も数多くいます。そのため、ボランティアには原則お休みいただき規模を縮小して活動しています。


セカンドハーベスト名古屋にできること
私たちのミッションは「フードバンク活動を通じて東海地方に食のセーフティネットを構築する」ことであり、セカンドハーベスト名古屋という組織は「困っている人へ食品を届けるため」に存在しています。そのため活動の縮小により食品が届けられなくなるリスクがあります。
しかし、ボランティアや職員、関係者等セカンドハーベスト名古屋に関わる全ての人の命を守るためには、活動を大きく縮小せざるを得ません。縮小した活動の詳細は以下をご覧ください。

緊急事態宣言発令時の活動について
https://www.2h-nagoya.org/information/3329
3密を避け、定期的な換気やアルコール消毒を行い、普段より8割減した3~4名のボランティアと一緒に活動を行っています。


新型コロナウィルスに対する行政が設置した窓口との連携
ボランティアや職員、関係者の安全を確保した上、自治体が設置した各種相談窓口と連携して食品の詰合せを届けています。政府の様々なコロナ対策により自治体が設置した相談窓口には、生活に困っている人が多く駆け込んでいます。そのため、依頼の件数が急増しており食品が不足しています。
支援依頼件数の急増と食品や人手不足の状況は以下のプレスリリースをご覧ください。
【PRESS RELEASE】新型コロナウィルス感染症拡大の影響により困窮する世帯への支援強化のお願い
https://www.2h-nagoya.org/information/3233


活動を続けるために大切な安心・安全
この未曾有の災害に際し、私たちが改めて大切にしたいと考えているのは、ボランティアや職員の健康と安全の確保です。
ボランティアや職員が心身ともに健康で、安心して活動できなければ、困っている人へ食品を届けることはできません。
活動の縮小という苦渋の決断は、政府や愛知県からの要請を真摯に受け止め、感染拡大を少しでも防ぐため責任ある行動とることが、困っている人へ食品を届ける「活動の継続」に繋がると考えたためです。

いま、ここで、私たちにできること。それをボランティアや職員、関係者としっかり話し合い、一つ一つを着実に実行していきます。

認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋
理事長 山内大輔

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