お知らせ

第8期総会を行いました。

先日(2月18日)、セカンドハーベスト名古屋(以下、2HN)の第8期総会を行いました。


当日は正会員27名に出席いただき、2016年度の事業報告・決算報告や2017年度事業計画・予算等の議案を審議し、すべて承認いただきました。


(総会の様子その1)


(総会の様子その2)

私たちの活動は、正会員のように普段の活動に参加されている方々だけではなく、
食品を寄付くださる企業・個人、食品を受け取っていただいている福祉団体、
個人支援の依頼をいただく行政や社会福祉協議会の相談窓口、
資金的な支援をくださる寄付者等、非常に多くの方々に支えていただいております。

2016年度も無事に終えることができたのは、活動を支えてくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

2017年度も「もったいない」と「奉仕」の精神をもって東海地方における食のセーフティネットを構築するというミッションを掲げ活動して参ります。

 

以下に2016年度の活動実績のポイントをご紹介します。

142社から400トンの食品を寄付いただきました
2016年度は主に愛知県に本社がある地元食品製造メーカーや小売企業142社から400トンの食品を寄付いただきました。
400トンを小売り価格に換算すると約2.4億円に相当します。寄付企業数は前年度と比較して1.4倍に増加しました(100→142社)。

 

190の福祉団体を通じて約10,000人へ食品を届けました
2016年度は東海地方にある母子生活支援施設や障害者支援施設、児童養護施設、野宿生活者を支援する団体190施設・団体を通じて、10,000人へ寄付いただいた食品を配布しました。
それぞれの団体では、対象とする方々(例えば、野宿生活者や母子家庭、障害者、子ども等)へ食事を提供する場合があり、
毎日大量の食材を必要としています。フードバンクからの食品を受け取ることで、食事の質的向上や食費の削減等の効果を得ることができます。

2,700世帯へ食品を届けました
2016年度は新たに20の相談窓口と協定を締結しました。
これにより東海地方の自治体や社会福祉協議会91団体と連携するにまで広がり、支援件数は前年と比較して1.9倍に増加しました(1,954→3,720件)。
行政や社会福祉協議会にある相談窓口に生活に困った方が訪ねてきた場合、2HNがこの相談窓口から依頼を受け、その方の状態(電気・ガス・水道が使えるか?家族構成や年齢等)に合わせた食品の詰合せ(お米5kgと缶詰や調味料7~8kg)を届けています。
生活に困っている方にとって、フードバンクからの食品を受け取ることで「食費を削減できる」「体調が良くなる」「気持ちが落ち着く」等、単にお腹がいっぱいになるだけではなく経済面・体調面・精神面において良い影響があります。
また、相談窓口職員にとって、「支援対象者との信頼関係が築きやすくなる」「緊急時に迅速な対応がとれる」「次の支援へつなぎやすくなる」等、自立に向けた支援において良い影響があります。

 

フードバンク活動による成果を活動概要にわかりやすくまとめています。
是非ご覧ください。

活動実績